1981年製　グレコのSuperReal期の中位機種　PB600です。フジゲン製。 新品を購入後、ハイフレットが若干ハイ起きしていてビビるため、ハイフレットの擦り合わせを行いました。 弦高2.5−2.0でビビり等無く元気に使えるようになりました。（弦高はあくまで目安） ロッドは両方向に回ります。フレットは多少の使用感とハイフレットの擦り合わせはありますが、まだ擦り合わせはできると思います。 パーツはPUのコールドの配線とスポンジを交換した以外は、全てオリジナルと思われます。ノブのみ欠品です。 本体は経年によりそれなりに傷等ありますので、写真にてご確認ください。 ピックアップのスポンジは経年で潰れていて、家に余っているものを乗せたので不揃いですが、調整に問題はありません。 ペグはグリスアップしていますが、経年により使用に問題ない程度の若干ガタツキが見られます。 ボディはセンの2ピースと思われます。 ローズ指板はレアかと思います。 SuperReal期はフェンジャパ前のグレコの最期のコピーモデルで完成度が高いと言われています。PB600は70年代のフェンダーコピーモデルです。 が、過度な期待をされても困るので、リアルじゃないなポイントを記載しておきます。 ・ネックポケットが深い。 その為、ピックガードと弦の距離が普通のフェンダーより近いです。その分スラップはしやすいですが、ブリッジのイモネジが長さを持て余して飛び出ています。 ・ヘッドのボリュート、しゃくりの形状がなんかフェンダーじゃない 若干ボテッとしてます。 ・トラスロッドの始まりが奥。 ロッドだけ見ると締め切ったのかなと言うくらい奥にありますが、調整は両方向に可能です。ジャパビンにありがちです。 ・ネックジョイントプレートが若干斜めっている。 ・カタログはラッカーと書かれているが、なんか違う。 ビンテージのラッカーっぽさはないです。 色々書きましたが、不思議と音は良く、気に入っています。またパーツの寸法が現行のGotohをポン付けできるので、実用的な1本だと思います! なんかちょっと変なところも愛くるしいので、是非ご検討ください。 付属のソフトケースに入れて楽器専用の段ボールに入れて佐川急便で発送予定です。仕事の関係上、土日の集荷になってしまうので、発送まで少々お時間いただきます。